ここ周防大島では、幾度となく三寒四温の日々を繰り返しています。
この時期の週末になると、「花見カレイ」の釣行シーズンに入り、周防大島の海沿いには太公望が集まります。
一人が三本位の投げ釣り竿(ロッド)を竿さてに立て掛けて、防寒対策はしているものの、やはりじっとしているとまだ少し寒いのか、竿先に注視しながら動き廻っています。
晩秋から冬に掛けて繁殖産卵を終えたカレイが深場に移り、再び春先のこの時期に餌を求めて活性が上がり、これが丁度さくらが咲く花見シーズンと重なる所以から「花見カレイ」と呼ばれ、「戻りカレイ」とも言われます。
「カレイ」科は113種類あまりあり、他にはダルマガレイ、ヒラメ、ウシノシタ科等も存在します。
養殖出来るヒラメと違い、白身ながら脂がのって甘みも濃厚な天然の「マコガレイ」は、刺身、煮付け、唐揚げと、釣ってよし食べてよしです。
又、ダイバーにとっては海中での観察や写真の被写体として、遊び相手に相応しとも言えます。
山口広島五日市廿日市大竹岩国周南下松光市柳井のダイビングをされる皆さん、
春です、準備してますか。
ルールを守って楽しく安全に海を楽しみましよう。